燻革


燻革の3大効果



>防虫能力       >防臭能力       >精神安定能力(アロマ効果)


人間の知恵は伝承する事で、積重ねられてきました!

しかし、残念な事に忘れ去られた知恵も沢山あり、大きな損失です。

燻し皮は皮革業界、知恵の結晶でもあり、その能力をお試し下さい。



「古代燻革」について


燻革(いぶしがわ・ふすべがわ)は、我が国では千年以上前の飛鳥時代以前から防虫・防臭機能が高いので高級な武具を中心に多面的に用いられてきました。特に興味深いのは、その独特の香りが人間の精神のみならず、鳥獣や大型魚類などの精神をも安定させるアロマ効果があることが古くから知られており、剣道の籠手、弓道の弓懸(ゆがけ)や鷹匠の鞢(餌掛・えがけ/ゆがけ)(防護グローブ)などの唯一の素材として活用されてきました。

燻革のアロマ効果は、我が国だけでなく、欧州各国やネイティブアメリカンの人々にも乗馬のブリンカー(遮眼革)や鷹狩り用グローブなどとして使われてきています。このように、燻革は、人類が長い歴史のなかで、様々な天からいただいた賜物を適材適所で活用して暮らしてきた伝統文化のひとつなのです。

なかでも、「古代燻革」は、我が国で独自に進化をとげてきた世界最高ランクの燻革です。

東京大学名誉教授 真鍋昇