古代燻革はいろいろな能力を持ち、防虫・防臭能力の試験では優秀な高い数値を示します。
驚くべきは燻革の歴史的な使用目的の中心はアロマ効果です。
現在、燻革の匂いよる脳活性能力が注目され、大きな問題である認知症改善・抑制力を高齢者施設・身障者施設様でも使用、実践され医学的改善数値も驚く程の物です。
卑弥呼道教・朝廷の神聖さの表し(香と同じ)・鷹匠ユガケへの利用・利休による茶室での集中力維持など燻革のアロマ効果を活用した例は非常に多く歴史的証明を得ています。
香=「禾」穀物の総称。 イネに日が当たった匂いを香りと漢字は表現します
瑩= 最高峰の宝の意味 火と窯で宝を生み出します「燻革の製法と同じです」
上記2字を合わせI-DEER「香
瑩」と命名しています「商標登録出願済み」
燻革(いぶしがわ・ふすべがわ)は、我が国では千年以上前の飛鳥時代以前から防虫・防臭機能が高いので高級な武具を中心に多面的に用いられてきました。特に興味深いのは、その独特の香りが人間の精神のみならず、鳥獣や大型魚類などの精神をも安定させるアロマ効果があることが古くから知られており、剣道の籠手、弓道の弓懸(ゆがけ)や鷹匠の鞢(餌掛・えがけ/ゆがけ)(防護グローブ)などの唯一の素材として活用されてきました。
燻革のアロマ効果は、我が国だけでなく、欧州各国やネイティブアメリカンの人々にも乗馬のブリンカー(遮眼革)や鷹狩り用グローブなどとして使われてきています。このように、燻革は、人類が長い歴史のなかで、様々な天からいただいた賜物を適材適所で活用して暮らしてきた伝統文化のひとつなのです。
なかでも、「古代燻革」は、我が国で独自に進化をとげてきた世界最高ランクの燻革です。
東京大学名誉教授 真鍋 昇